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クローゼットのリノベーションってなに?注意点や費用目安をご紹介

リフォームコラム

クローゼットのリノベーションってなに?注意点や費用目安をご紹介

その物件をとても気に入ったけれど、収納スペースが足りないことがどうしても気になる、という場合はクローゼットのリノベーションを検討してはいかがでしょうか。
マイホーム購入後にクローゼットを新設・リノベーションすることによって、気に入った物件をさらに自分好みに、快適にすることができます。
この記事では、クローゼットの種類ごとのメリット・デメリットや、新設・リノベーション時の注意点、費用目安についてご紹介します。

この記事の執筆者

このブログの担当者 木下 康裕

株式会社キーポイント代表取締役
タワマン・マンション・戸建て・土地・事業用の不動産売却・購入をご担当させて頂きます。不動産経験15年以上、大手不動産会社出身の担当者がワンツーマンでお客様の不動産売却をお手伝いします!!私は一度きりのお取引で終わるのではなく末永くおつきあい頂ける仲介を目指しております。不動産のことなら、お気軽にご相談をお待ちしております。

クローゼット3種類の特徴やメリット・デメリットとは?

クローゼット3種類の特徴やメリット・デメリットとは?

クローゼットとは、主に衣服や雑貨を収納するスペースや家具を指します。
内部には、ハンガーパイプや棚板、引き出しを設置することができます。
クローゼットの新設・リノベーション時には、壁面クローゼット、ウォークインクローゼット、ウォークスルークローゼットのいずれにするかを先に決めることが大切です。
それぞれの種類のメリット・デメリットを把握し、ご家庭に適したタイプを選びましょう。

種類① 壁面クローゼット

壁面クローゼットは最も一般的なタイプで、奥行きは約55〜60cmです。
個室内だけでなく、廊下にも設置可能で、棚や引き出しを取り付ければ収納力が向上します。
1〜1.25畳のスペースで設置できるため、デッドスペースの活用が可能です。
寝室や子ども部屋などに設置すれば、個人の衣類管理がしやすくなります。
一方、奥行きが浅いため、大型の物を収納しにくい点がデメリットです。
布団など大きな物を収納したい場合は、壁面クローゼットの奥行きを80cmほど確保するのも一案です。
メリット

●狭いスペースに設置可能でデッドスペースを有効活用できる
●ホコリが溜まりにくい
●横一列に収納した服を探しやすい
●各部屋に設置すれば個人用クローゼットを作れる
●衣装ケースを下に並べれば収納力が増す


デメリット
奥行きが浅いため、大きい荷物は収納しにくい

種類②ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、中を歩けるほどの広さがあり、ハンガーパイプや棚を配置して高い収納力を確保できます。
クローゼット内を見渡せるため、収納物を把握しやすく、その場で着替えも可能です。
通路が必要な分、壁面クローゼットよりスペースが必要ですが、収納物に合わせたレイアウトで空間を有効活用できます。
設置場所は寝室横が一般的ですが、玄関横や洗面所横に設置する家庭もあります。
メリット

●大型の荷物も収納できる
●クローゼット内で着替えができる
●収納物を把握しやすい
●バッグや帽子、アクセサリーも一緒に収納可能


デメリット

●壁面クローゼットよりもスペースが必要
●ホコリが溜まりやすい
●通路部分には収納できない
●換気に配慮しないと湿気がこもりやすい

種類③ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、ウォークインクローゼットのように広く、出入り口が二カ所あるクローゼットです。
通り抜けできるため、部屋同士をつなぐ通路としても機能し、「見せる収納」としても利用可能です。
動線を考えた配置が必要ですが、通路とクローゼットの役割を兼ね備えることでスペースを有効活用できます。
設置場所は、リビングや玄関前が一般的です。
メリット

●通り抜けながら着替えができる
●通路のスペースを有効活用できる
●換気がしやすく湿気がこもりにくい
●見せる収納ができる


デメリット

●出入り口があるため、2面は収納に使えない
●動線を意識しないと不便になる

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クローゼットを新設・リノベーションするときの注意点

クローゼットを新設・リノベーションするときの注意点

クローゼットを新設・リノベーションするときには、カビや結露対策、奥行きについて注意しなければなりません。
続いては、マイホーム購入後、クローゼットを新設・リノベーションするときの注意点を確認しておきましょう。

注意点①カビと結露の対策

クローゼットなどの収納場所は湿気がこもりがちで、特に北側にある場合は結露が発生しやすくなります。
そのため、リノベーション時にはカビや結露防止の対策が重要です。
機能性壁材を使用して、カビや結露を防ぎましょう。
クローゼット専用の内装材には、防湿機能だけでなく、防虫・抗菌効果があるものも多くあります。
さらに、風通しを良くするためにスキマのある扉材を使用すると良いでしょう。
また、衣類を詰め込みすぎないように余裕のある収納スペースを確保することも大切です。

注意点②奥行きの取りすぎに注意

広いクローゼットを望む方は多いですが、奥行きがありすぎると使いづらくなります。
狭すぎると部屋が散らかり、物を詰め込みすぎると通気性が悪くなります。
しかし、奥行きが深すぎると奥の物が取り出しにくく、デッドスペースが生じる可能性があります。
奥行きを確保する場合は、スライド棚やキャスター付きの引き出しを使い、奥の物を取り出しやすく工夫しましょう。
ウォークインクローゼットは広いですが、通路には物を置けません。
間取りによっては、複数の壁面クローゼットを並べる方が効率的に収納できることもあります。

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クローゼットリノベーションの種類と費用目安

クローゼットリノベーションの種類と費用目安

クローゼットのリノベーションには、主に扉の交換やハンガーパイプの設置、クローゼットの拡張・新設などの種類があります。
では最後に、一般的なクローゼットリノベーションの種類と費用について見てみましょう。

扉の交換

クローゼットの扉だけを交換する場合は、「扉の建て付けが悪い」「インテリアに合わせたい」などの理由があります。
工期は1日程度で、リノベーション費用は8〜12万円程度と手軽です。
比較的新しいクローゼットなら、枠をそのままに扉だけ交換できますが、扉が販売中止の場合は枠ごと交換がおすすめです。
扉の開閉方法やデザインを変えることもできます。

●工期:1日程度
●費用目安:8〜12万円

ハンガーパイプの設置

クローゼット内にコートやワンピースを掛けるハンガーパイプを設置すると便利です。
既存のクローゼットに突っ張りポールを取り付けているが、落下したり壁に穴があいたりする場合は、プロに取り付けを依頼しましょう。
リノベーション費用は1ヶ所あたり2〜4万円程度で、その日のうちに工事が終わります。
上下二段に設置すれば収納力が増し、低い位置はお子様専用スペースにもなります。

●工期:1日程度
●費用目安:1ヶ所あたり2〜4万円

クローゼットの拡張

収納量を増やすためにクローゼットを拡張する方法もあります。
壁面クローゼットの間口を広げたり、ウォークインクローゼットにリノベーションしたりすることが可能です。
リノベーション費用は20万円程度からで、壁の撤去が必要な場合はさらに高額になる可能性があります。

●工期:1〜5日程度
●費用目安:20万円〜

クローゼットの新設

新しくクローゼットを設置する場合、下地の造作、枠や扉の取り付け、内装材の張り替え、内部の棚やハンガーパイプの設置が必要です。
部分的に区切って壁面クローゼットを新設するなら約20万円、ウォークインクローゼットは約20〜80万円、工期は2〜7日程度です。
クローゼットの広さや仕様に応じて、リノベーション費用が変わります。

●工期:2〜7日程度
●費用目安:壁面クローゼット約20万円、ウォークインクローゼット約20〜80万円

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まとめ

クローゼットには、壁面クローゼット、ウォークインクローゼット、ウォークスルークローゼットの3種類があります。
クローゼットをリノベーションするときには、どのように収納したいかイメージすることをおすすめします。
設置場所や目的に応じて最適なタイプを選びましょう。


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