リノベーションの予算はどれくらい?費用を抑える方法も解説

リフォームコラム

リノベーションの予算はどれくらい?費用を抑える方法も解説

理想の住まいを実現するためにリノベーションを考え始めたものの、一体どれくらいの費用がかかるのかわからず悩んでいませんか。
後悔しないリノベーションのためには、費用の相場感を掴み、ご自身の希望とライフプランに合わせた無理のない予算を計画的に立てることが大切です。
この記事では、リノベーションにかかる費用の目安から、無理のない予算を立てるための手順、さらにコストを抑えつつ満足度を高める方法までを解説いたします。
これからリノベーションの計画を進めていきたいとお考えの方は、ぜひこの記事をご参考になさってくださいね。

この記事の執筆者

このブログの担当者 木下 康裕

株式会社キーポイント代表取締役
タワマン・マンション・戸建て・土地・事業用の不動産売却・購入をご担当させて頂きます。不動産経験15年以上、大手不動産会社出身の担当者がワンツーマンでお客様の不動産売却をお手伝いします!!私は一度きりのお取引で終わるのではなく末永くおつきあい頂ける仲介を目指しております。不動産のことなら、お気軽にご相談をお待ちしております。

リノベーションの費用相場

リノベーションの費用相場

リノベーションを検討する際に把握しておきたいのが、どれくらいの費用がかかるのかという相場観です。
まずは、リノベーション費用の目安と、費用が変動する主な要因について解説していきます。

部位別の費用相場

マンションの全面リノベーションは、1㎡あたり15万円〜25万円が目安です。
70㎡であれば、総額は約1,050万円〜1,750万円になります。
一戸建ては構造補強や外壁工事が絡みやすく、1,000万円〜2,500万円超まで幅が出ます。
キッチンは、設備グレードや配置変更の有無で50万円〜150万円が中心です。
浴室はユニットバス交換が主流で、60万円〜150万円が相場となります。
トイレは便器交換で20万円〜50万円、洗面台は15万円〜50万円が目安です。
また、内装の張り替えは、リビングダイニングで20万円〜50万円程度と考えておきましょう。

費用が変わる主な要因

リノベーション費用をもっとも左右するのは、施工面積です。
これは、広いほど材料費や人件費が増え、総額は上がります。
築年数も重要で、古い物件ほど見えない補修が増えやすいです。
また、1981年の新耐震以前は、耐震補強で数百万円の追加が出る場合があります。
築30年超では、給排水管やガス管の更新が必要になりやすい点も押さえましょう。
仕上げグレードは、無垢材や海外製キッチンなどを選ぶと、費用差が大きく出ます。
さらに、工法によって間取り変更の自由度が変わり、工事量と価格に影響するでしょう。
また、資材の搬入経路やエレベーターの有無など、施工条件が加算要因になります。

想定外の追加費用

解体して初めて判明する劣化は、想定外の追加費用を生みます。
柱や土台の腐食、シロアリ被害の補修は、十数万円〜100万円超になることもあります。
配管や電気配線の老朽化が見つかれば、床壁の解体を伴い30万円〜80万円が目安です。
さらに、断熱材の不足を補う工事や、2006年以前の建物のアスベスト除去で費用が膨らむ可能性もあります。
そのため、予備費として工事費の10%〜20%を確保しておくと、計画が崩れにくいでしょう。

▼この記事も読まれています
リノベーションするなら和モダン?和モダンの魅力やポイントをご紹介

リノベーション予算の立て方

リノベーション予算の立て方

前章では費用の相場について述べましたが、ご自身の状況に合わせた、無理のない予算を立てることが重要ですよね。
ここでは、後悔しないためのリノベーション予算の立て方について解説いたします。

やりたいことの優先順位付け

家族の将来像を起点に、実現したいことを洗い出し、優先順位を決めましょう。
譲れない必須と、あれば嬉しい希望を分けるだけで判断がぶれにくくなります。
また、子どもの成長や親との同居、在宅ワークなど10年先の変化も想像しましょう。
現状の不満と理想を箇条書きにして、暮らしの軸を言語化しておくことが大切です。
家族で理由を話し合えば納得感が高まり、後の調整もスムーズに進みます。
優先順位が明確であれば、予算が合わない時に、どこを削るか素早く決めることができるでしょう。

工事費以外の諸費用

工事費以外の諸費用も、見落とさないようにしましょう。
設計監理料は、発注形態によって工事費の10%〜15%が目安となります。
住みながらの工事が難しい場合は、仮住まいの家賃や引っ越し代が発生します。
期間次第では、100万円超になることがあるため、早めに見積もりましょう。
また、ローンの事務手数料や保証料、火災保険料も合算し、支払い月を把握します。
登記変更の登録免許税や司法書士報酬、印紙代なども一覧化しておくと安心です。
既存ローンがある場合は、一時的に返済が重なる可能性への備えも必要となります。
見積書は、人件費や材料費、諸経費の内訳を確認し、複数社で条件をそろえて比較しましょう。

資金計画と最終調整

自己資金とローンの割合を決め、生活防衛資金は残す前提で計画します。
リフォームローンは手続きが軽く、住宅ローンは低金利で長期返済が可能です。
金融機関に事前相談して借入可能額を確認し、返済比率の上限を決めておきましょう。
また、耐震や省エネなど、対象工事の補助金や減税は早期に調べ、申請条件とスケジュールを把握します。
総費用が調達額を超える場合は、優先順位に沿ってグレードや範囲を調整しましょう。
見送り項目は、将来の追加工事で対応する前提にして、無理のない着地点を作るのがコツとなります。
将来の教育費や車の買い替えなど大きな支出時期も並べ、キャッシュフローを可視化しておくと安心できるでしょう。

▼この記事も読まれています
リノベーションに取り入れたいミッドセンチュリーとは?コツもご紹介

費用の予算を抑えるリノベーション術

費用の予算を抑えるリノベーション術

ここまで予算の立て方を解説しましたが、費用を抑えつつ、満足度を高めるコツもおさえておきましょう。
最後に、リノベーションのコストを抑えるための方法について、解説していきます。

間取り変更は最小限に

設計段階での工夫は、コストを抑えることができる節約ポイントです。
壁の撤去や新設を伴う間取り変更は工事量が増え、費用が跳ね上がりやすいといえます。
水回りの位置を動かすと配管移設が必要になり、見積もりが一気に上がる傾向にあります。
そのため、コストを抑えたい場合は、既存の配管や躯体の位置を活かし、仕上げで印象を変える発想に切り替えましょう。
壁を抜いてLDKをひと続きにするなど、少ない解体で開放感を出すだけでも満足度は上がります。
柱や梁を見せるスケルトン活用は、仕上げ工程を省けてコスト減に寄与します。
ただし、防音や断熱の配慮が必要な場面もあるため、メリットと注意点をセットで検討しましょう。

設備や内装材の選び方

設備は最新最上位にこだわらず、型落ちや標準グレードを選ぶと、費用対効果が高くなります。
建具やフローリングが使える状態であれば、交換ではなく塗装やシート貼りで再生しましょう。
照明などの施主支給も有効ですが、手配や保証範囲は、事前に施工会社と取り決めることが重要です。
お金をかける場所と抑える場所を分ける「グレードコントロール」では、満足度と予算を両立することができます。
また、アクセントクロスを一面だけ採用するなど、小さな工夫で雰囲気は大きく変わります。
標準仕様でも耐久性や清掃性の高い素材は多く、カタログで性能と保証期間を見比べる視点が役立つでしょう。

補助金や減税の活用

補助金や減税は申請が前提のため、着工前から情報収集とスケジュール管理をおこないましょう。
省エネ改修や高性能窓、耐震補強などは国や自治体の対象になりやすく、自己負担の圧縮に役立ちます。
住宅ローン減税の対象となるケースもあり、税負担の軽減効果は無視できません。
申請実績が豊富な会社に相談すれば、必要書類や段取りの抜け漏れを防げます。
ただし、併用不可や公募枠の上限、締切時期などの条件があるため、計画前半からの段取りが成功のわかれ目となります。

▼この記事も読まれています
リノベーションマンションの購入はおすすめ?メリット・デメリットをご紹介

まとめ

リノベーション費用は、物件の種類や施工範囲によって変わり、築年数や設備グレード、想定外の補修の有無で総額も大きく異なります。
無理のない予算を立てるには、工事の優先度を決め、諸費用も含めた資金計画を立てることが大切です。
コストを抑えるには間取り変更を最小限にし、設備や内装のグレードを調整したり、補助金制度を活用したりすると良いでしょう。


”リフォームコラム”おすすめ記事

  • バリアフリーリノベーションの補助金は?減税制度についても解説の画像

    バリアフリーリノベーションの補助金は?減税制度についても解説

    リフォームコラム

  • 廊下リノベーションのタイミングは?床材や費用相場についても解説の画像

    廊下リノベーションのタイミングは?床材や費用相場についても解説

    リフォームコラム

  • 2LDKをリノベーションしたい!間取りの特徴や費用相場を解説の画像

    2LDKをリノベーションしたい!間取りの特徴や費用相場を解説

    リフォームコラム

  • リノベーションプランニングとは?成功へ導くコツや物件購入の順序も解説の画像

    リノベーションプランニングとは?成功へ導くコツや物件購入の順序も解説

    リフォームコラム

  • リノベーションに使えるローンは?メリットやタイミングについても解説の画像

    リノベーションに使えるローンは?メリットやタイミングについても解説

    リフォームコラム

  • リフォームとリノベーションの違いは?工事内容や費用についても解説の画像

    リフォームとリノベーションの違いは?工事内容や費用についても解説

    リフォームコラム

もっと見る