住宅ローンの返済にボーナス払いを利用するポイントやデメリットを解説!

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住宅ローンの返済にボーナス払いを利用するポイントやデメリットを解説!

住宅ローンを組む際、「ボーナス払い」を利用するべきかお悩みの方はいませんか?
ボーナス払いは月々の返済額を減らせるメリットがあるものの、支給が一定ではないボーナスに返済を頼るなどのリスクがあるため注意が必要です。
そこで今回は、住宅ローンのボーナス払いの仕組みや、ボーナス払いを利用するメリットとデメリット、ボーナス払いを利用する際のポイントについて解説します。
マイホームの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者

このブログの担当者  木下 康裕

株式会社キーポイント代表取締役
タワマン・マンション・戸建て・土地・事業用の不動産売却・購入をご担当させて頂きます。不動産経験15年以上、大手不動産会社出身の担当者がワンツーマンでお客様の不動産売却をお手伝いします!!私は一度きりのお取引で終わるのではなく末永くおつきあい頂ける仲介を目指しております。不動産のことなら、お気軽にご相談をお待ちしております。

住宅ローンをボーナス払いで返済する仕組みとは

住宅ローンをボーナス払いで返済する仕組みとは

マイホームを購入する際、ほとんどの方は住宅ローンを組むことになります。
住宅ローンを支払う仕組みは主に2種類ありますが、それが「毎月払い」と、「ボーナス払い」です。
ここでは、ボーナス払いの仕組みや、毎月払いと違うポイントについて解説します。

ボーナス払いの仕組みとは

住宅ローンの返済方法を「毎月払い」にする場合、毎月同額を返済していきます。
一方、「ボーナス払い」では、毎月の返済に加え、ボーナスが出た月に返済額を上乗せします。
たとえば、ボーナス払いを利用して3,000万円の住宅ローンを組む場合、「毎月払いの返済分が2,400万円で、ボーナス払いが600万円」というように割合を決めます。
毎月の返済額は、2,400万円を返済月の数で割った金額になります。
住宅ローンの借り入れ条件が「35年」「固定金利1.5%」だとすると、ボーナス払いの月々の返済額は73,484円になります。
ボーナスが年2回の場合、ボーナス月に上乗せする金額は110,487円です。
一方、同条件の住宅ローンでボーナス払いを利用しない場合の月々の返済額は、91,855円になります。
ボーナス払いでは、ボーナスが出たタイミングでまとまった金額を返済する仕組みなので、毎月の返済額を抑えられる点が特徴です。

ボーナス払いの割合は契約時に決める

ボーナス払いを利用するからといって、月々の支払いが発生しないわけではありません。
そのため、住宅ローンを契約する時点で、ボーナス払いをする割合を取り決めます。
借入総額のうち、40%~50%程度の金額に設定するケースが一般的です。
なお、割合の上限は金融機関によって異なりますが、多くの金融機関では「上限50%」に設定されています。

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住宅ローンでボーナス払いを利用するメリット・デメリットとは

住宅ローンでボーナス払いを利用するメリット・デメリットとは

住宅ローンのボーナス払いには、メリットだけでなくデメリットもあります。
状況によってはメリットよりもデメリットのほうが大きくなってしまうことがあるため、ボーナス払いの利用は慎重に検討しましょう。
ここでは、住宅ローンにボーナス払いを利用するメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

ボーナス払いを利用するメリットについて

住宅ローンの支払い方法をボーナス払いにする大きなメリットは、「月々の返済額を少なくできること」です。
ボーナスのタイミングでまとまった金額を支払うことで、毎月の負担を抑えることができます。
別のローンの支払いもある場合など、毎月の出費をできるだけ減らしたいという事情がある方にとっては、大きなメリットです。

ボーナス払いを利用するデメリットについて

ボーナス払いによるデメリットは、主に3つあります。
支払い総額が毎月払いの場合よりも増える
ボーナス払いのデメリットの1つは、毎月払いを利用した場合よりも返済総額が少し高くなってしまうことです。
ボーナス払いでは月々の返済額を少なくできるメリットがありますが、同時に、元本返済のスピードが遅くなるという特徴があります。
月々に支払う住宅ローンの利息は、毎月の返済額ではなく元金に対してかかるため、元金の減りが遅ければ高い利息を払い続けなければなりません。
つまり、年2回のボーナス払いでは元金が減るスピードが遅いため、返済総額で見たときには毎月払いをした場合よりも高くなってしまうのです。
ボーナスが支給されなかった場合の対応が難しい
毎月支払われる給料とは異なり、ボーナスは支給の有無や支給額が確定しているものではありません。
そのため、勤務先の経営状況によっては、ボーナスが支給されなかったり減額されたりするリスクも考えられます。
長期にわたる支払いが必要な住宅ローンでは、このようなリスクも考慮して支払い方法を検討する必要があります。
公務員など安定した職場であれば比較的リスクは少ないですが、大企業であってもコロナ禍のような思いがけない要因で経営難に陥る可能性はあります。
イレギュラーな出費に対応しにくい
住宅ローンの返済は、何年にもわたって続きます。
そのため、ボーナスが問題なく支給されていたとしても、想定外の出費でローン返済が難しくなるケースは珍しくありません。
たとえば、ケガや病気で長期入院が必要になったり、当初の想定よりも子どもが増えたりすることが挙げられます。
人生には想定外のライフイベントやトラブルがいくつも起こり得るため、「余力」としてボーナスを確保しておく考えも大切だと言えます。

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住宅ローンの返済にボーナス払いを利用する際のポイントとは

住宅ローンの返済にボーナス払いを利用する際のポイントとは

ボーナス払いを利用する場合は、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
ここでは、代表的な3つのポイントについて見ていきましょう。

ボーナス払いを利用する際のポイント1:今後も安定してボーナスが支給されるか

住宅ローンのボーナス払いは、ボーナスが支給されることを前提とした仕組みですが、どのような企業にお勤めであっても「ボーナスがもらえて当たり前」という考えは危険です。
社会全体の不況によるボーナス減額や、自身がボーナスのない会社に転職する可能性もゼロではありません。
そのため、ボーナスが支給されない状況になっても返済と通常の生活が続けられる資金計画を立てるようにしましょう。

ボーナス払いを利用する際のポイント2:ボーナス払いをしても貯金ができるか

長い人生のなかで、住宅ローンの契約時には予想できなかった出来事がいろいろと起こり得ます。
たとえば、仕事の転職や独立、予期せぬ入院や天災による被害などです。
想定外の出来事があっても安定した暮らしを続けるためには、ある程度の貯金は必要です。
そのため、ボーナス払いをすることで貯金ができなくなる状況は避けましょう。

ボーナス払いを利用する際のポイント3:可能なら一部繰り上げ返済を検討する

住宅ローンの支払い方法の一つに、「一部繰り上げ返済」があります。
これは、ボーナス払いや月々の返済とは別に、まとまった金額を一括で返済できるシステムです。
ボーナスが予想以上に多かった場合や、資金的に余裕ができた際に利用することをおすすめします。
ボーナス払いのようにあらかじめ支払うタイミングと金額が決まっているわけではないので、自身の経済状況に応じて返済内容を決められる点がポイントです。
ローンの元本を減らすことで、利息の負担を軽減できますが、金融機関によっては数万円の手数料が発生する場合があるため、注意が必要です。

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まとめ

住宅ローンの返済にボーナス払いを利用すると、月々の出費を抑えられるというメリットがあります。
一方で、ボーナスが支給されなかった、あるいは減額された際のリスクは少なくありません。
ボーナス払いを利用する場合は、ボーナスが支給されなくても生活や返済が続けられる余裕を持つことが大切です。
メリットとデメリットを比較して、ご自身にとってプラスが多い方法を選びましょう。


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