マンションのペントハウスとは?間取りや購入するメリット・デメリット!
マンションに住んでいると一度は憧れるペントハウスですが、実際にどのような間取りをしているかをご存じでしょうか。
本記事では、マンションのペントハウスとはなにか、ペントハウスでよくある間取りや購入するメリット・デメリットを解説します。
マンションの購入をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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購入したい!マンションにおけるペントハウスとは?
ペントハウスとは、マンションの最上階にある高級なお部屋のことを言います。
このお部屋は内装や設備が豪華で、ほかの階のお部屋よりも価格が高めです。
とくに都心の高級マンションでは、ペントハウスがもっともグレードが高いお部屋とされていて、その価格も高めに設定されていることが多いです。
ただし、最上階のすべてのお部屋がペントハウスというわけではありません。
最上階にあるお部屋のなかでも、広い屋上のバルコニーがついているものや、2階建てになっているメゾネットタイプのお部屋などをペントハウスと呼びます。
海外においても「ペントハウス」と聞くと、マンションの最上階に特別に作られたお家やお部屋のことを思い浮かべる方が多いでしょう。
最近は、日本のマンションにも、最上階にペントハウスが増えてきました。
そのほかのペントハウス
「ペントハウス」という言葉には別の意味もあります。
たとえば、建物の屋根のうえにある小さな小屋のことを指します。
エレベーターの機械室や水タンクを置く場所などとして使われることがあり、豪華な住宅とは全く違う意味合いです。
ホテルの一番上の階にある豪華なスイートルームや屋上へ上がるための階段室もペントハウスと呼ばれることがあります。
日本の一戸建てでのペントハウスは、豪華な部屋というよりは、屋上に作られた階段室や昇降機塔など、実用的なスペースのことを指すことが多いです。
たとえば、一戸建てのペントハウスは屋上へのアクセスを容易にする階段室として使われることがあります。
一戸建てにペントハウスがあると、屋上のバルコニーを快適に使うことができるようになり、ホームエレベーターを設置すれば、足腰に自信のない年配の方でも気軽に屋上を楽しめます。
ペントハウスの探し方
インターネットでペントハウスを見つけたいときは、検索ボックスに「ペントハウス」と入れて検索してみましょう。
しかし、この言葉は高級マンションだけでなく、レストランの名前などにも使われていることがあるので、いろいろな検索結果が出るかもしれません。
マンションのペントハウスだけを探したいときは、検索ワードに「高級マンション」というキーワードを追加するなど、ちょっとした工夫が大切です。
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購入前に要確認!マンションにおけるペントハウスの間取り
ペントハウスは、同じ建物のほかのお部屋とは一味違います。
たいていのマンションにはペントハウスが1住戸だけあり、ほかの階の複数のお部屋を合わせた仕様になっていることが多いです。
ペントハウスの間取りの特徴をいくつか挙げてみましょう。
広々とした空間
ペントハウスは専有面積が広く、部屋数も多かったり、各部屋の広さがゆったりしていたりします。
さらに、広いテラスやルーフバルコニーが付いていることもあります。
広いテラスでディナーを楽しんだり、ルーフバルコニーでプライベートガーデンを楽しんだりすることが可能です。
実際、ペントハウスの面積が100㎡を超えることも珍しくないです。
居室が広いだけでなく、水回りや廊下、玄関スペースもゆったりしています。
面積が広いため、トイレが2つあるなどの便利な設計がされていることも多いです。
高い天井と天窓
最上階にある利点を活かして、天井を高くしたり、明るい天窓を設けたりすることができます。
マンションの一般的な天井の高さは2.4m程度です。
それに対して、ペントハウスは3m以上の高さがあり、海外製の大きな家具を置いても問題ありません。
豪華な設備や仕様
ペントハウスには高品質な設備や特別な仕様が採用されていることが一般的です。
一般的なバスルームとは一線を画し、大きな浴槽やジェットバスが付いていることも珍しくありません。
また、1フロアに1住戸だけの場合、エレベーターにセキュリティシステムが備わっていれば、ほかの住人が最上階にアクセスすることがないため、プライバシーも守られます。
メゾネットタイプ
最上階だけでなく、その下の階と繋がっているメゾネットタイプのペントハウスもあります。
室内に階段があって、まるで一戸建てのような感覚を楽しめるでしょう。
新築のペントハウスなら、間取りやデザインを自分好みにカスタマイズすることも可能です。
まるで注文住宅のように、自分のライフスタイルに合った空間を作ることができます。
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マンションのペントハウスを購入するメリット・デメリット!
では、実際にペントハウスを購入するメリット・デメリットも気になりますよね。
ペントハウスでの暮らしは、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット
ペントハウスに住むことは、その希少性と価格から見ても、1つのステータスシンボルと言えるでしょう。
とくに都心部では、ペントハウスが数億円することは珍しくなく、賃貸物件であっても家賃が数十万円から数百万円という場合もあります。
つまり、ペントハウスは高価格であるがゆえに、一定の収入がないと手が届かないという意味で、特別な存在です。
最近は新築マンションでペントハウスを見つけるのが難しくなっているため、その希少価値はさらに高まっています。
もしペントハウスに住みたいと思ったら、新築だけでなく中古市場も視野に入れてご検討ください。
ペントハウスの住み心地は、その高い価格に見合ったものとなります。
高品質な設備や広々とした空間が、快適な住環境を提供します。
また、最上階に位置することから、素晴らしい眺望を楽しめるのも大きな魅力の1つです。
ただし、眺望は物件の立地や規模によって異なります。
ペントハウスは、マンションの最上階に位置し、場合によってはそのフロアに1住戸だけのため、プライベートが守られる点もメリットです。
さらに、同じフロアにほかの住人がいないと、騒音の心配も少ないです。
防犯に関しても、マンションではセキュリティが日々強化されており、とくにペントハウスはその恩恵を受けやすい部分があります。
最近では「トリプルセキュリティシステム」と呼ばれる、より高度な防犯対策を取り入れたマンションも増えています。
エントランス、エレベーター、各戸の入口など、複数の箇所にセキュリティを設けて、不審者の侵入を効果的に防ぐシステムです。
そのため、プライバシーを重視し、安全な住環境を求める方には、ペントハウスがおすすめです。
デメリット
最上階にあるペントハウスはほかの階よりも外気の影響を直接受けやすい点がデメリットになります。
そのため、強風の日にはルーフバルコニーに置いた物が飛ばされないよう注意が必要です。
また、季節によっては夏は暑く、冬は寒くなりやすい傾向があります。
雨漏りが起きた場合、最上階はもっとも影響を受けやすいので、定期的なメンテナンスが重要です。
ペントハウスは天井が高いメゾネットタイプであることが多く、窓も大きいため、断熱性や遮熱性にも注意が必要です。
とくに古いマンションの場合、窓ガラスが単層で遮熱性が低いと、夏の暑さや冬の寒さを強く感じることがあります。
遮熱性の高いガラスなど、適切な対策がなされているかを確認することが大切です。
ただし、新しいマンションでは断熱や遮熱に関する心配は少ないでしょう。
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まとめ
ペントハウスとは、一般的にマンションの最上階にある高級な住戸を指します。
高い天井やメゾネットタイプのお部屋など、ゆとりのある空間設計と豪華な設備の間取りであることが特徴です。
プライベートな空間を守りつつ、高い防犯性で安心して生活できるメリットがある一方で、天気の影響を受けやすい点などがデメリットになります。
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