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不動産売却時のライフラインの解約タイミングや注意点をご紹介

売却コラム

不動産売却時のライフラインの解約タイミングや注意点をご紹介

水道・電気・ガスは、住宅で暮らすうえで欠かせない存在です。
ライフラインは重要ではあるものの、不動産売却の際にはどのタイミングでどのように解約すれば良いかわからず、不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、不動産売却時にライフラインをいつ解約するべきかや、解約方法、ライフラインの解約に関する注意点をご紹介します。

この記事の執筆者

このブログの担当者  木下 康裕

株式会社キーポイント代表取締役
タワマン・マンション・戸建て・土地・事業用の不動産売却・購入をご担当させて頂きます。不動産経験15年以上、大手不動産会社出身の担当者がワンツーマンでお客様の不動産売却をお手伝いします!!私は一度きりのお取引で終わるのではなく末永くおつきあい頂ける仲介を目指しております。不動産のことなら、お気軽にご相談をお待ちしております。

不動産売却時のライフラインの解約タイミング

不動産売却時のライフラインの解約タイミング

引っ越しであれば、ライフラインの解約はご自身が退去するタイミングでおこなえば問題ありません。
しかし、不動産売却では、退去時にライフラインを解約してしまうと不都合が生じるケースがあります。
売却活動前に不動産から退去する場合は、解約のタイミングにとくに注意しましょう。
不動産売却におけるライフラインの適切な解約タイミングをご紹介します。

電気

電気の解約は、物件の引き渡しの直前にするのがおすすめです。
売却活動中は購入希望者が内覧をするため、電気が使用できないと室内が暗くなり内覧に支障が出てしまうからです。
また、夏や冬は冷暖房が使えたほうが快適に内覧をしてもらえます。
さらに、床暖房など電気を使用する設備がある場合は、実際に設備が稼働しているところを見れば状態をより詳しく確認できます。
購入希望者へ悪い印象を与えないためにも、電気は買い手に引き渡す直前に解約しましょう。

水道

水道も電気と同様、物件の引き渡しの直前に解約するのがおすすめです。
長期間水道を使わないでいると、下水管内部の水が蒸発し、部屋のなかへ下水の悪臭が上がってきてしまいます。
また、売却活動中は内覧のために掃除が必須なので、水道が使用できたほうが掃除の際に便利です。
悪臭が漂っていたり掃除が行き届いていなかったりすると、なかなか買い手が見つからず売却活動が長引いてしまうことにもなりかねません。
定期的な通水と掃除のためにも、水道は引き渡しの直前までそのままにしておきましょう。

ガス

電気や水道と異なり、ガスは退去するタイミングで解約してしまっても問題ありません。
電気や水道は内覧の際にも使用しますが、ガスを使用する機会はほとんどないからです。
ガスを使用する機会がなくなったら、ガスの解約は早めに進めてしまって良いでしょう。
ただし、トラブルを防ぐためにも、ガスコンロや給湯器などが問題なく動作するか確認したうえで解約するのがおすすめです。

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不動産売却時のライフラインの解約方法

不動産売却時のライフラインの解約方法

では、不動産売却時にはどのようにライフラインを解約すれば良いのでしょうか。
ライフラインの解約方法をご紹介します。

電気

電気の解約は、契約している電力会社への申し込みが必要です。
申し込みは電話でできるほか、インターネットでもおこなえます。
契約している電力会社がわからない場合は、電気料金の請求書で確認しましょう。
現在使われている電気メーターは遠隔で操作ができるため、解約日を伝えておけば電力会社スタッフの立ち会いは原則必要ありません。
ただし、旧式のメーターが使われている場合やオートロックのマンションで住民側が出迎える必要がある場合など、立ち会いが必要になるケースもあります。
立ち会いが必要かどうかは、電力会社に事前に確認しておくとスムーズです。

水道

水道の解約手続きも、電気の解約手続きとあまり差はありません。
管轄の水道局に電話で連絡を入れて解約日を伝えれば、水道局の職員が作業を進めてくれます。
電気と同様、水道も停止の際に立ち会いは必要ありません。
ただし、水道が停止されたかをご自身で確認したい場合には立ち会うことも可能です。
水道の解約手続きで注意したいのが、月の途中で解約する場合の水道料金です。
検針日以降に使用した水道の料金をどのように支払うかは、自治体によって異なります。
自治体によっては、水道の停止に立ち会った際に現金での支払いが可能なケースもあります。
水道を月の途中で解約する場合は、水道料金の支払い方法について水道局に確認しておきましょう。

ガス

ガスの解約も、電気や水道と同様にまずはガス会社に電話やインターネットで申請をおこないます。
停止の際の立ち会いも不要で、指定した日にガス会社が停止手続きを進めてくれます。
ただし、オートロック内にガスメーターがある場合は立ち会いが必要になるケースもあるため注意しましょう。
前述のとおり、ガスは内覧の際に使用しないため、引っ越し後などガスを使用しなくなったタイミングで解約しても問題ありません。
引き渡し直前は電気や水道の解約以外にもすべきことが多いため、ガスの解約は先に進めてしまっても良いでしょう。

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不動産売却時のライフラインの解約における注意点

不動産売却時のライフラインの解約における注意点

不動産売却時のライフラインの解約には、引っ越しの際とは異なる注意点が存在します。
ライフラインの解約が原因でトラブルに発展するおそれもあるため、不動産売却前に注意点を確認しておきましょう。

解約の1週間前までに連絡する

ライフラインを解約する際には、解約日の1週間前までに電力会社やガス会社、水道局に連絡しましょう。
引き渡し日の直前にいきなり解約の連絡をしても、すぐに対応してもらうことは困難です。
もし引き渡しまでに解約ができないと、引き渡し後であってもライフラインにかかる費用は売り手が負担しなければなりません。
引き渡し日が3月や4月の引っ越しシーズンの場合、電力会社やガス会社、水道局に電話がつながりにくくなるケースも多いためとくに注意しましょう。

内覧前に電気と水道を解約しない

前述のとおり、購入希望者が内覧をおこなう前に電気と水道を解約するのはおすすめできません。
物件の名義変更がされるまでは売り手がライフラインの料金を負担しなければならないので、節約のためになるべく早く解約したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、電気と水道を内覧前に解約してしまうと、内覧時に支障をきたすおそれがあります。
たとえば、電気を解約してしまうと室内の照明が使えなくなってしまうほか、冷暖房も使用できなくなってしまいます。
水道を解約すると下水道管内の水の蒸発による悪臭が発生するおそれがあるうえに、水を使った掃除ができません。
このように、電気と水道を内覧前に解約してしまうと、せっかく物件に興味を持ってくれた方に悪い印象を与えてしまいます。
基本料金を抑えたい場合は、解約ではなく電気の契約アンペア数を下げるなどの対応をしましょう。

ライフラインの名義変更には買い手の同意も必要

売却した不動産では買い手が引き続きライフラインを使うので、名義変更をすれば良いとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ライフラインの名義変更には売り手と買い手の両者の同意が必要である点に注意しましょう。
引渡し前に売り手が解約しておけば買い手が新規契約するだけで済むので、名義変更よりも手間がかかりません。
近年では電力自由化の影響で電力会社の選択肢も増えているため、もし買い手が別の電力会社と契約したいと考えている場合には調整が必要になってしまいます。
契約上のトラブルやすれ違いを防ぐためにも、ライフラインは名義変更ではなく解約したほうが良いでしょう。

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まとめ

ライフラインは不動産の内覧でも使用するため、電気と水道は引き渡しの直前まで解約しないでおくのがおすすめです。
内覧中に電気や水道を解約してしまうと内覧に支障が出てしまうため、費用を節約するために早めに解約してしまわないよう注意しましょう。


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