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月9万円の返済で中古マンションは購入可能?借入可能額の目安をご紹介

購入コラム

月9万円の返済で中古マンションは購入可能?借入可能額の目安をご紹介

マイホームを購入する際には、無理なく返済を続けられる返済計画を立てるのが重要です。
中古マンションの購入を検討中の方のなかには、「月9万円なら無理なく返済できそうだけど、いくらまで借りられるのかわからない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、月9万円の返済住宅ローンを組むことを想定して、購入できる物件や借入可能額、目安となる年収などをご紹介します。

この記事の執筆者

このブログの担当者  木下 康裕

株式会社キーポイント代表取締役
タワマン・マンション・戸建て・土地・事業用の不動産売却・購入をご担当させて頂きます。不動産経験15年以上、大手不動産会社出身の担当者がワンツーマンでお客様の不動産売却をお手伝いします!!私は一度きりのお取引で終わるのではなく末永くおつきあい頂ける仲介を目指しております。不動産のことなら、お気軽にご相談をお待ちしております。

月9万円の返済で中古マンションの購入は可能?

月9万円の返済で中古マンションの購入は可能?

中古マンションを購入する際には、購入にどの程度の資金が必要なのかを知っておくことが重要です。
まずは、月9万円の返済で中古マンションが購入できるのかをご紹介します。

月9万円の返済で中古マンションは買える

住宅ローンの月々の返済額を考える際に、月9万円程度であれば無理なく返済ができそうだとお考えの方も多いのではないでしょうか。
では、月9万円の返済で中古マンションは購入できるのでしょうか。
その答えを考えるうえで参考になるのが、国土交通省が発表した2022年度の「住宅市場動向調査報告書」です。
住宅市場動向調査報告書によると、三大都市圏における中古集合住宅の年間返済額は平均101万3,000円、月額にするとおよそ8万4,000円にあたります。
月9万円は月額の平均を上回っているため、中古マンションの購入は十分可能だと言えるでしょう。

住宅ローンの月々の返済額はいくらが多い?

次に、実際に住宅ローンを返済している方が月にいくら返済しているのかを見ていきましょう。
人事コンサルティング会社のベクトルが2022年におこなった「住宅ローンについてのアンケート調査」では、月の返済額でもっとも多かったのが「9万円超」でした。
調査をおこなった男女450人のうち112人、約25%にあたる方が毎月9万円超の額の住宅ローンを返済しています。
次に多かったのが「6万円超7万円以内」で83人、その次が「7万円超8万円以内」が79人でした。
このアンケートの結果を見ると、毎月9万円超の額で返済している方が多いようです。
ただし、「8万円超9万円以内」と回答した方が42人と少なかったことから、高額所得世帯を中心に毎月10万円以上返済している方が一定数含まれる可能性があることは考慮すべきでしょう。

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月9万円の返済で中古マンションを購入する際の借入可能額

月9万円の返済で中古マンションを購入する際の借入可能額

では、月9万円の返済で住宅ローンを組む場合、どの程度の金額の中古マンションを購入できるのでしょうか。
住宅ローンでいくらまで借り入れられるかを示す借入可能額は、利用する住宅ローンの商品や返済期間、金利などの条件によって異なります。
この章では、頭金・ボーナス併用払いなしで毎月9万円を返済する場合の借入可能額の目安をご紹介します。

銀行ローンの場合

まずは、銀行で住宅ローンを借りた場合を考えてみましょう。
銀行ローンは銀行や商品によっても金利などの条件が異なるため、ここでは変動型金利0.470%の商品を例に計算します。
この条件で返済期間を15年に設定した場合、借入可能額の目安は1,564万円です。
一方、返済期間が35年の場合、借入可能額の目安は3,484万円まで増えます。
このように、毎月の返済額が同じでも、返済期間が長くなれば借入可能額が増額されます。
借入可能額が増えれば、購入できる中古マンションの選択肢もより広がるでしょう。
しかし、返済期間が長くなると、利息分を含んだ総支払額も増える点に注意が必要です。
生活に支障が出ないようにするためには、月々の返済額だけでなく総支払額も考慮したうえで資金計画を立てましょう。

フラット35の場合

では、フラット35を利用する場合の借入可能額はいくらになるのでしょうか。
フラット35の金利は全期間固定ですが、利用する金融機関によって金利が異なります。
ここでは、全期間固定金利1.480%の場合を例に計算します。
この条件で返済期間を15年にした場合、借入可能額の目安は1,469万円です。
返済期間を20年以下に設定するのであれば、より低い金利のフラット20が利用できるため総返済額を減らせます。
一方、返済期間が35年の場合、借入可能額の目安は2,949万円です。
銀行ローンと同様、返済期間を長くすれば借入可能額は増えますが、総返済額も増える点に注意しましょう。
フラット35は多くの金融機関が取り扱っていて、商品タイプも複数あります。
商品によって諸条件が変わってくるため、どの商品がご自身に合っているかをしっかりと検討したうえで選ぶと良いでしょう。

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月9万円の返済で中古マンションを購入する際に必要な年収

月9万円の返済で中古マンションを購入する際に必要な年収

月9万円の返済が適切かどうか判断するうえで重要な材料が、住宅ローンを申し込む方の年収です。
無理なく返済を続けるためにも、月9万円の返済を続けられる年収の目安を把握しておきましょう。
月9万円の支払いで中古マンションを購入する場合に必要な年収の目安をご紹介します。

返済負担率から見る年収の目安

住宅ローンの月々の返済額を考慮するうえで必要になる基準の1つが、返済負担率です。
返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合です。
住宅ローンの審査では、35%~40%以内を基準にするケースも多く見られます。
しかし、無理なく返済できる返済負担率は25%前後と言われているため、25%前後に収めておくのがおすすめです。
そのため、返済額が月9万円の場合、無理なく返済できる年収の目安は9万円×12か月の25%にあたる432万円と考えられます。

年収倍率から見る物件価格の目安

どの程度の価格の中古マンションが購入できるのか把握したい場合は、年収倍率を使えば目安を求められます。
購入できるマンションの価格は、一般的に年収の5倍~6倍ほどが目安です。
したがって、返済負担率が25%の年収432万円の場合、購入できる中古マンションの価格は2,160万円~2,592万円ほどになります。
ただし、この計算はあくまでも簡易的なものであり、マンション購入時にかかる諸経費などは計算に含まれていません。
たとえば、中古マンションの購入時には物件価格の6%~9%にあたる諸費用が発生するほか、維持費として毎月3万円~7万円ほどかかります。
中古マンションを購入して月9万円の返済をする場合、これらの諸経費が発生するため、家賃が9万円の賃貸物件に住むよりもコストがかかってしまいます。
実際に中古マンションの購入を検討する際には、諸経費や今後のライフプランなども含め、より精度の高い資金計画を立てましょう。

頭金の金額の決め方

住宅ローンの返済の負担をなるべく減らしたい場合には、頭金を用意するのがおすすめです。
頭金を多めに用意すれば借入額を減らせるので、住宅ローンの返済が楽になります。
しかし、住宅ローンの返済を少しでも楽にしようと、貯金を全額頭金にしてしまうのはおすすめできません。
病気など、いざというときのために取っておく予備費や将来への貯蓄は、手元に残しておく必要があります。
生活予備資金や直近のライフイベントなどを考え、どのくらいのお金を手元に残しておくかをもとに頭金の金額を決定しましょう。

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まとめ

月9万円の返済で住宅ローンを組む場合、中古マンションの購入は十分可能です。
返済負担率をもとにした必要年収は432万円が目安ですが、中古マンションを購入すると税金などの諸経費も負担しなければなりません。
無理なく返済を続けるためにも、毎月の返済額だけでなく諸経費やライフプランも考慮して住宅ローンを組みましょう。


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