マンションの売却で大切な内覧の準備や対応のポイントを押さえよう!
マンション売却の成功を左右するのは、買主へ物件を案内するための内覧です。
そのため、事前に概要を把握し、ポイントを押さえて内覧に臨むと売却がスムーズです。
そこで今回は、マンションを売却する際の内覧の流れや内覧前におこないたい準備、内覧当日の対応についてご紹介します。
マンションの売却をご検討中の方は、ぜひスムーズに売却するためのご参考にしてみてください。
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マンションを売却する際の内覧の流れや内覧件数
内覧とは、購入希望者に売却予定の物件を見学してもらう売却活動のことです。
一般的に「内覧」と呼ぶのは売主側で、ことばの意味は同じですが、買主側では「内見」と呼びます。
内覧をどのようにおこなうのかによって、マンションの売却スピードは変わってきます。
まずは、内覧の進め方や成約までの期間の目安を把握するため、内覧の流れや成約までに必要な内覧件数について見ていきましょう。
内覧の流れ
マンションにおける内覧の流れは、次のとおりです。
●各媒体を利用して購入希望者を募集
●内覧予約に合わせた日程の調整
●事前準備と内覧の実施
マンションを売却する際は、基本的に不動産会社に仲介を依頼します。
仲介をおこなう不動産会社は、インターネット広告やチラシなどの各媒体を利用して広く購入希望者を探す流れです。
広告活動を通じて購入希望者から不動産会社へ予約の連絡が入るため、売主は日程の調整をおこないます。
内覧の予約は土日に入ることが多いですが、場合によっては当日や前日に入ることもあるため、売却活動中はスケジュールにゆとりをもっておくことが大切です。
また、平日に1人で来て、後日(土日)に家族で来るパターンもあります。
日程の調整が完了したら、予約当日までに内覧の準備をしておきます。
先述したように突然予約が入ることも考えられるため、売却活動の開始後はいつでも案内ができるよう準備しておくと良いでしょう。
当日は1時間から2時間かけてじっくり見る方もいれば、15分程度で終わる方もおり、ケースバイケースです。
成約までは、このような日程調整と内覧の実施を繰り返しおこなうことを覚えておきましょう。
成約までに必要な内覧件数の目安
マンションの場合、成約までに必要な内覧件数の目安は6件ほどです。
毎週末に順調に1件ずつの内覧が入ったと仮定すると、1か月半程度で成約に至る計算です。
物件の条件や内覧での印象が良い場合は、売却活動にかかる期間が1か月から2か月程度と言えるでしょう。
ただし、これはあくまでも目安です。
タイミングや運などに左右される場合もあり、内覧件数が多くなってしまう可能性もあります。
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マンションの売却において内覧前にしておきたい準備とは?
実際に現場を見学してもらう内覧に向けてしっかり準備をしておくことが、買主に好印象を与え、スピーディーな売却につながります。
ここでは、マンションの売却において内覧前にしておきたい準備について見ていきましょう。
室内の掃除をおこなう
マンション室内をきれいに整えておくかどうかで買主の物件への印象が変わります。
とくに玄関や水回りは、買主が細かくチェックする部分のため、念入りに掃除をおこなうのがおすすめです。
目につきやすい場所や汚れが気になりやすい場所を重点的に確認してみましょう。
汚れがひどい場合や不具合がある場合は、専門家によるクリーニングや補修をおこなうのも良いかもしれません。
ただし、大幅なリフォームは売却金で費用を回収できない可能性が高いため、あくまでも入居者が使用する際に支障が出ない程度の補修にしましょう。
掃除をおこなったあとは、売却の完了まで汚れないよう家族で意識のすり合わせもおこなっておくと安心です。
室内のにおいに配慮する
室内のにおいに関しては、入居者が慣れてしまっており、気付かないことがあります。
ペットを飼っていたり、タバコを吸っていたりする物件では、とくに注意が必要です。
においはすぐに消臭することが難しいため、消臭スプレーや換気扇、窓を開けて換気などをおこない、数日前から準備しておきましょう。
においが心配な場合、不動産会社などの第三者に確認してもらうのもおすすめです。
購入希望者用のスリッパを用意する
購入希望者への気遣いとしてスリッパを用意しておくと、気持ちよく見学してもらえます。
当日は家族で見学する場合もあるため、3足から4足ほど準備しておくと安心です。
何度も使用できるタイプのスリッパだと使用済みが気になる方もいるため、飛行機内で使用するような使い捨てのスリッパが良いかもしれません。
ホームステージングも検討する
ホームステージングとは、家具の配置を変えたり、おしゃれなインテリアを追加したりすることによって室内をモデルルームのように演出し、販売効果をアップさせるサービスのことです。
ただし、住みながらおこなうと割高になる場合があるため、空き家で生活イメージをつけやすくしたいときに検討することをおすすめします。
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マンションの売却における内覧当日の対応のポイントは?
マンションの売却を成功させるためには、事前準備だけではなく、内覧当日の対応も大切です。
ここでは、対応のポイントについてご紹介します。
内覧が長時間になる場合はお茶を振る舞う
内覧時のお茶出しは基本的には不要ですが、長時間になりそうな場合は、気遣いを見せることも大切です。
物件の内容はもちろんですが、売主の人柄によっても購買意欲が左右されることがあります。
そのため、電気ポットなどを準備し、いつでもお茶出しの対応ができるようにしておくと安心です。
アピールしすぎず質問には丁寧に回答する
積極的に物件をアピールしすぎると強引な印象を与え、かえって売却しにくくなる可能性があります。
そのため、ずっとそばについて回るようなことはせず、マンションに関する説明は購入希望者からの質問に回答する程度がおすすめです。
ただし、聞かれた質問については、丁寧に回答しましょう。
周辺環境や日当たり、売却理由など、ネガティブな回答になりがちな場合も、隠さずに伝えるようにしてください。
うやむやに回答すれば、不信感を与えてしまう可能性があります。
伝え方については不動産会社と相談し、事前に考えておくとスムーズです。
室内はできるだけ明るくしておく
室内をできるだけ明るくしておくことによって、白くて広い部屋に見せることができます。
そのため、当日はカーテンを全開にして自然光を入れ、すべての照明を点灯しておきましょう。
電球の光度が落ちている場合は、新品と交換しておくことをおすすめします。
室温を調整しておく
室内が暑過ぎたり、寒過ぎたりすれば、見学に集中できません。
そのため、購入希望者が訪れる時間に合わせて室温を調整しておくことが大切です。
ただし、購入希望者によって体感温度は異なるため、設定温度を変更しながら対応できるとなお良いでしょう。
子どもやペットがいれば席を外しておく
子どもやペットが騒ぎ、購入希望者がゆっくりと内覧できない可能性に配慮し、席を外しておくこともポイントです。
内覧当日、子どもやペットは外出させるなどして、静かな環境のなかで見学してもらえるように工夫することをおすすめします。
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まとめ
マンションの売却を成功させるためには、内覧に向けた準備や当日の対応が大切です。
少しでも良い印象を与えられるよう室内の清掃やにおい対策などをおこない、購入希望者への気遣いも忘れないようにしましょう。
物件だけでなく、売主の人柄が契約に直結することもあるため、ポイントを押さえて内覧に臨めると良いですね。
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