住宅ローンのプロパーローンとは?利用のメリット・デメリットを解説

「プロパーローン」とは、保証会社を利用せず、金融機関と直接契約を結ぶタイプの住宅ローンのことです。
もともとは企業向けのローン商品であるため、聞き慣れない方も多いでしょう。
今回は、プロパーローンは一般的な住宅ローンとは何が違うのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを解説します。
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住宅ローンの一種「プロパーローン」とは?

住宅ローンの一種である「プロパーローン」とは、保証会社を挟まずに金融機関と直接契約を結ぶタイプのローン商品です。
各金融機関が独自に金利や融資条件を設定し、審査から実際の融資までをおこないます。
一般的にローンを組むときに利用する「保証会社」とは、債務者(ローン利用者)がローンの返済を滞らせたときに代理で支払いをおこなう会社のことです。
保証会社を挟まずに契約するプロパーローンでは、債務者と金融機関が直接相談・交渉しながら返済計画を立て、ローンを組みます。
金融機関にとってはハイリスク
債務者との間に保証会社を挟まないプロパーローンは、金融機関にとってはリスクが高い商品です。
債務者がローン返済を滞らせ、さらには自己破産などをすれば、金融機関は貸したお金を回収できなくなってしまいます。
保証会社を挟んでローンを組んでいれば、保証会社が残債を肩代わりするため、金融機関は被害を受けずに済みます。
金融機関があえてハイリスクなローン商品を取り扱っている理由は、保証会社の存在がない分、貸付利益を多く得やすいからです。
債務者側は保証会社に保証料を払う必要がないため、金利が少し高めでも総合的には安くなり、金融機関側は利益を増やせます。
プロパーローンが向いている方
プロパーローンの利用に向いているのは、主に以下のような方です。
●自分に合う形態のローンを組みたい方
●連帯保証人を立てられる方
●自己資金が潤沢な方
プロパーローンでは、債権者となる金融機関側が融資額・返済期間・金利などを自由に設定できます。
ある程度型が決まっている一般的な住宅ローンとは異なり、交渉次第で自分に合った形態のローンを組めることが魅力的です。
なお、プロパーローンでは保証会社を利用しないため、代わりに連帯保証人を立てる必要があります。
連帯保証人とは、保証会社と同様に、債務者が返済を滞らせたとき代理で返済をおこなう義務を負う方のことです。
親や兄弟姉妹、おじ・おばなどの近しい親族で、なおかつ十分な支払い能力がある人に連帯保証人になってもらうよう頼むのが一般的です。
くわえて、自身でもある程度の資金を有していることが求められます。
連帯保証人の存在と潤沢な自己資金を持って金融機関の審査に臨み、返済能力があると判断されなければプロパーローンの利用はできません。
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住宅ローンにプロパーローンを選ぶメリット

住宅ローンを組むとき、プロパーローンを選ぶメリットは「融資内容が柔軟」「保証料が不要」「事故記録が不利に働かない」「他の審査に有利になる」の4つです。
融資の形態そのものの他にも、意外なメリットが存在します。
メリット①融資内容が柔軟
型にはまらない柔軟な融資が可能であることは、プロパーローンの大きな強みです。
借入額や返済期間に決まりがないため、金融機関側の判断次第では、一般的な住宅ローンでは実現できない内容での融資が受けられる可能性があります。
融資内容に関して具体的な希望があり、審査を通過できそうな見込みがあるときには、金融機関にプロパーローン利用の相談をしてみてください。
メリット②保証料が不要
プロパーローンでは保証会社を利用しないため、保証会社に支払う保証料の支払いも不要です。
借入額によっては、数十万円にもなる初期費用を大幅に抑えられることは、メリットのひとつといえます。
ただし、保証料がない分、金融機関に支払う事務手数料や金利がやや高くなるケースもあるため、必ずしも得をできるとは限らない点に注意しましょう。
メリット③事故記録が不利に働かない
保証会社を挟む一般的な住宅ローンを組むときには、信用情報機関のデータをもとに保証会社が審査をおこないます。
このとき、ローンの延滞や債務整理といった金融事故の記録が残っていると、住宅ローンの審査を通過しにくくなってしまいます。
一方、プロパーローンの審査は保証会社の画一的な基準ではなく、金融機関が総合的に判断します。
そのため、過去に軽微な金融事故記録があったとしても、現在十分な額の安定収入を得ていて貯蓄もあれば、返済能力があると判断され審査を通過できる可能性があります。
メリット④他の審査に有利になる
プロパーローンは、保証会社を利用する一般的な住宅ローンよりも審査が厳しいです。
プロパーローンの審査を通過できれば、その事実が信用の裏付けとなり、その後申し込む他のローンの審査時に有利に働くことがあります。
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住宅ローンにプロパーローンを選ぶデメリット

住宅ローンを組むとき、プロパーローンを選ぶことには「金利が高め」「連帯保証人が必要」「融資が少額になりがち」「自己資金が求められる」などのデメリットもあります。
デメリットを踏まえて、プロパーローンの利用は厳しいと感じたら、一般的な住宅ローンの利用も検討してみてください。
デメリット①金利が高め
プロパーローンは、もともと企業向けの融資商品であるため、個人向けの住宅ローンよりも金利が高めに設定されています。
とはいえ、保証会社に支払う保証料がない分、金利が高めでも総合的には安く済むケースが多いです。
返済期間が長いほど利子の額も増えていき、返済総額が膨らみやすい点に注意しましょう。
デメリット②連帯保証人が必要
プロパーローンでは保証会社を利用しないため、必ず連帯保証人を立てる必要があります。
連帯保証人になってもらうよう頼める方がいないときは、プロパーローンの利用自体を諦めなければなりません。
保証会社を挟んで、一般的な住宅ローンを利用しましょう。
デメリット③融資が少額になりがち
プロパーローンは、金融機関が貸したお金を回収できなくなるリスクを避けるため、融資額を少なく抑えられがちです。
融資希望額が大きかったり、現在の自己資金が少なかったりすると、希望どおり満額の融資を受けられない可能性も大いにあります。
支払い能力にやや不安がある状態で多額の融資を受けたいなら、一般的な住宅ローンを申し込んだほうが審査を通過しやすいでしょう。
デメリット④自己資金が求められる
プロパーローンの審査において、申込者の返済能力を判断する大きな指標となるのが「年収」と「自己資金」の2つです。
十分な額の安定収入があるだけでは足りず、一定以上の自己資金を持っていることが重要になります。
金融機関によっては、融資を受けて購入する物件価格の20%を頭金として求められることもあります。
自己資金が多いほど有利になるため、十分な貯蓄を持って審査に臨みましょう。
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まとめ
住宅ローンの一種である「プロパーローン」とは、保証会社を利用せず、債務者と金融機関が直接契約を結ぶ形態のローンです。
一般的な住宅ローンに比べて「融資内容が柔軟」「保証料が不要」「事故記録が不利に働かない」「他の審査に有利になる」といったメリットがあります。
同時に「金利が高め」「連帯保証人が必要」「融資が少額になりがち」「自己資金が求められる」などのデメリットに注意し、どちらが利用しやすいか検討してみてください。
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