大阪市中央区の「大阪城天守閣」の見どころ!概要と展示内容をご紹介
大阪市中央区には歴史好きにはたまらない「大阪城天守閣」があります。
内部には何が展示されているのか、訪れたら何を見れば良いのかなど、大阪城天守閣に関してあまり知らない方は多いのではないでしょうか。
今回は、大阪市中央区にある大阪城天守閣の概要と見どころ、展示内容を解説します。
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大阪市中央区にある「大阪城天守閣」の概要
大阪城天守閣は、日本三大名城として江戸城や名古屋城と名を連ねる大阪城の跡地にあり、今では大阪のランドマーク的存在です。
西外堀と南外堀の間にある大手門から東方面へと進んで桜門をくぐり抜け、本丸を通過した先にあります。
北外堀と東外堀の間にある青屋門から極楽橋を歩くルートでも大阪城天守閣までアクセス可能です。
概要1.大阪城天守閣の内部
大阪城天守閣は1~8階建てで、昇り専用のエレベーターを利用すれば5階まで一気に移動できます。
車いすの方や体の不自由な方用のエレベーターは8階まで直通のため、高所への移動が困難な方も足を運びやすいでしょう。
各階ではパネルや貴重な資料などを通じて、大阪城にまつわる歴史に触れられます。
概要2.大阪城の歴史
現在の大阪城天守閣は1931(昭和6)年に市民の強い要望により復興され、1997(平成9)年に国の登録有形文化財となった貴重な建築物です。
大阪城天守閣の原形である大阪城は豊臣秀吉が築城しましたが、その後の戦で本丸のみが残り、のちに3代将軍・徳川家光の時代に再建されました。
しかし、再建後も落雷や大火が原因で過去に何度も消失するなど、これまでに大阪城は繰り返し悲劇に見舞われています。
1660年に発生した落雷による火薬庫の大爆発から始まり、5年後には天守の北側にあるしゃちほこに雷が落ちて大天守が消失しました。
さらに鳥羽・伏見の戦いにより大阪城にあった建造物の多くも消失したほか、第二次世界大戦の空襲では大阪城一帯に損害が出るなど多くの被害に見舞われています。
概要3.大阪城天守閣の観覧案内
大阪城天守閣の開館時間は9~17時で、16時30分まで入館可能です。
桜が開花するシーズンとゴールデンウイークは1時間延長の9~18時と開館時間が異なり、入館受付の締め切りも17時30分と1時間後ろ倒しにされています。
夏場は開館時間を通常より2時間延長した9~19時としており、入館受付は18時30分までです。
12月28日~翌年1月1日までの5日間は休館日のため、足を運ぶ場合は注意が必要です。
●所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
●アクセス方法:地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」より徒歩約1分
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大阪市中央区にある「大阪城天守閣」の見どころ
大阪城天守閣周辺には、さまざまな見どころがあります。
見どころ1.天守閣
大阪城天守閣は、大阪市中央区を代表するスポットと言っても過言ではありません。
各階には豊臣秀吉に関連した展示品などがあり、現代にいながらにして戦乱の世の大阪を追体験できます。
最上階である8階の展望台はとくに見どころで、晴れた日には大阪市中央区の街並みを遠くまで広く見渡せるでしょう。
1階の「ミュージアムショップ」では大阪城ならではのグッズが販売されており、おみやげにもおすすめです。
見どころ2.桜門
桜門は大阪城天守閣の南、本丸への入口である正門です。
かつて周辺に桜並木があったことから桜門と呼ばれるようになったと言われています。
桜門は明治維新で一度消失し、現在のものは再建されたものです。
国の重要文化財に指定され、多くの人が足を止めるスポットとなっています。
見どころ3.石垣
大阪城天守閣を訪れたら、ぜひ桜門の先にある石垣にも注目してみてください。
目を見張るほどの巨大な石が壁のように敷き詰められており、息をのむほどの光景が目の前に広がります。
なかでもひときわ大きい巨石は「蛸石」と呼ばれ、表面積は約36畳、重さは108トンと桁外れの大きさです。
左側にある「振袖石」も合わせれば約69畳にもなるなど、大阪城天守閣の周辺でしか見られない景色が楽しめます。
見どころ4.千貫櫓
桜門と同じく国の重要文化財に指定されるのが千貫櫓です。
大阪城天守閣周辺においては最古の建造物とされ、大手門方面から大阪城への侵入を狙う敵の猛攻をしのいだことから、難攻不落の櫓と言われています。
石垣に立つ姿と白い壁がおりなす重厚さは、ぜひとも一度は自分の目で見ておきたい歴史的建造物です。
見どころ5.真田幸村の抜け穴
真田幸村の抜け穴は大阪城天守閣から約1.5km南へ向かった先「宰相山公園」内の「三光神社」にあります。
大坂冬の陣で真田幸村がつくったとされる大阪城へ通ずる地下道や、徳川軍が攻め入るためにつくられたルートなど、抜け穴がつくられた理由は諸説あります。
大小さまざまな石を組んでつくられた入口には鉄格子がはめ込まれていて中に入ることはできませんが、外から眺めつつ当時の人々に思いをはせてみるのもまた一興です。
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大阪市中央区にある「大阪城天守閣」の展示内容
大阪城天守閣では1階の入口と6階の回廊、8階の展望台をのぞく全フロアで、さまざまな常設展示を実施しています。
2階では大阪城などお城に関する基礎知識を展示する「お城の情報コーナー」が、3・4階は2フロアに分けて企画展示などがおこなわれています。
常設展1.企画展示「豊臣秀頼があゆんだ時代」
2025年1月25日~3月18日の約2か月間、大阪城天守閣の4階展示室にて開催の常設展です。
豊臣家最後の武将・豊臣秀頼の約20年の生涯を、秀頼とゆかりのある人物や当時の戦いなどから紐解きます。
施設内には、おばである常高院宛てに秀頼がしたためた書状や、大坂冬の陣における大阪城の様子を描いた「大坂冬の陣図屏風」など、貴重な展示品が並びます。
常設展2.企画展示「ドキュメント1582年」
大阪城天守閣の3階展示室では、2025年1月24日~3月17日の間、織田家にとって重要な1582年をテーマにした常設展を開催しました。
織田信長による竹田勝頼討伐から本能寺の変、豊臣秀吉による明智光秀の撃破そして織田家分裂まで、わずか1年足らずの間に起きた出来事がドキュメンタリー風に表現されています。
主な展示物には織田信長の最期を描いた鬼才・月岡芳年の絵や、本能寺の変の1か月後に徳川家康へ送られた豊臣秀吉の書状などを直に確認できます。
大阪城天守閣で開催される主なイベント
大阪城天守閣では毎年3月下旬から4月の初めにかけて、桜のシーズンに合わせて開館時間を延長しています。
この時期にしか見られない、大阪城天守閣と桜のコラボレーションを楽しむのも良いでしょう。
ほかにも、1月2・3日の「ちょろけんと大神楽」をはじめ、大阪城天守閣では1年を通じてさまざまなイベントが開催されるのが特徴です。
7月5~7日の3日間は七夕にまつわるイベントが開かれ、願いごとを短冊に記すなどの催しがおこなわれます。
また、大阪城天守閣が建てられたことにちなんで、11月7日には「大阪城天守閣の誕生日」を記念する催しも開催されています。
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まとめ
大阪城天守閣は、日本三大名城のひとつである大阪城の跡地にある大阪のランドマークです。
展望台をはじめ、桜門や石垣、千貫櫓など数多くの見どころがあり、地元の方から観光客まで幅広く楽しめるでしょう。
常設展のほかに大阪城天守閣では各種イベントも開催されていて、とくに歴史好きにはたまらない観光スポットです。
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