リノベーションは打ち合わせが重要!流れやポイントとは?
古い建物でも、リノベーションにより既存の状態よりも価値ある住まいに作り変えることが可能です。
そんなリノベーションを成功させるためには、事前の打ち合わせが欠かせません。
そこで今回は、リノベーションに向けて打ち合わせ前に準備しておきたいことや流れのポイントについて解説します。
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リノベーションの打ち合わせ前に準備しておきたいこと
リノベーションが成功するかどうかは、打ち合わせで決まるといっても過言ではありません。
施工会社選びはもちろんのこと、設計担当者との密なコミュニケーションも大切です。
打ち合わせを十分にしないまま工事に進むと、理想と異なる仕上がりになった・あとから別の工事内容に変更したくなったといったことが起こってしまう可能性があるためです。
そして打ち合わせをスムーズに進めるためには、準備しておきたいこともあります。
リノベーションの目的を整理する
まずは、なぜリノベーションしたいのか目的を整理しましょう。
たとえば家事動線を見直したい、バリアフリーにしたい(子育て・介護がしやすい家にしたい)などの目的が考えられます。
目的を整理することで、どのようなリノベーションが必要なのか具体的に見えてきます。
情報収集する
目的を整理したら、リノベーションに関する情報を集めましょう。
ショールームがお近くにあれば、足を運んで実物を見てみるのもおすすめです。
近くでショールームが開催されていない場合には、気になるリノベーション会社の資料請求をしてみてください。
資料の多くは無料で取り寄せ可能なので、複数のリノベーション会社を比較したいときにもおすすめです。
このほか、リノベーション完成見学会などに参加する方法もあります。
リノベーション前後でどのように住まいが変わったのか、その場で雰囲気を感じ取ることが可能です。
要望やアイデアをまとめる
情報収集したら、リノベーションに向けて要望やアイデアをまとめましょう。
たとえばシステムキッチンのグレードや、収納の数・大きさ、使用する建材などのイメージを固めるのがポイントです。
打ち合わせ時には、口頭では伝えにくい内容もあるかもしれません。
その際は、ショールームや資料請求で入手した写真などがあると打ち合わせで役立ちます。
工事内容の優先順位を決める
具体的な要望がまとまっても、すべてを実現できるとは限りません。
そこで、リノベーションにあたっての優先順位を決めることも大切です。
譲れないポイントや、妥協できる要素が整理されていれば、限られた予算のなかでも理想に近づくリノベーションが可能です。
持参したほうが良いものを確認する
打ち合わせをスムーズに進めるため、持参したほうが良いものがあるのかを確認しておきましょう。
まず、家の寸法がわかる間取り図や工事したい箇所の写真は準備しておくことをおすすめします。
このほか、庭など屋外部分の工事も必要になる場合には隣地との境界線がわかるもの(確定測量図など)も必要です。
建築当時の資料もあれば合わせて用意しておくと良いでしょう。
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リノベーションの打ち合わせの流れとは?
リノベーションの打ち合わせは、要望を伝えるときと現地調査のときに最低でも2回おこなわれます。
しかし、リノベーションの規模により打ち合わせすべき内容は変わります。
また、1度では要望を伝えきれないこともあるでしょう。
さらに打ち合わせと並行して、ショールームを見学しながらリノベーションに使用する商品・建材などを検討することもあります。
実際にリノベーションをおこなうときは、300万円〜500万円の工事で4〜5回が目安です。
さらに大掛かりな工事では、打ち合わせの回数も多くなると見込んでおきましょう。
たとえば、1,000万円を超えるようなリノベーションでは打ち合わせも8〜10回程度おこなわれます。
打ち合わせにかかる期間
打ち合わせにかかる期間は、2週間に1回(1回あたり2〜3時間)です。
仮に5回の打ち合わせが必要なリノベーションでは、2か月程度の期間を要します。
もちろん、目安の回数よりも少ない打ち合わせでプランがまとまることもあるでしょう。
着工のスケジュールが決まっているときには、そこから逆算して打ち合わせの頻度を検討しなければなりません。
打ち合わせたい内容が多岐にわたるときには、なるべく余裕のあるスケジュールを組むことも大切です。
大規模なリノベーションでは、半年近くかかることもあるのでご注意ください。
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リノベーションの打ち合わせの際のポイント
限りある時間のなかで効率的に打ち合わせを進めるためには、以下のポイントを抑えておくと良いでしょう。
価値観やライフスタイルを知ってもらう
リノベーションを成功させるためには、住まいにどんなものを求めているのかを担当者に詳しく伝えることが大切です。
しかし、どのような形で伝えれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、価値観やライフスタイルなどをオープンにして、ありのままの自分を担当者に知ってもらうようにしましょう。
価値観やライフスタイルを共有しておけば、プロの視点から設計を提案してもらいやすくなります。
希望内容は具体的に伝える
リノベーションに関する希望はなるべく具体的に伝えます。
希望内容が複数あるときには、優先順位や妥協できる範囲についても共有しておくことがポイントです。
さらに可能であれば、なぜそのような希望を持っているのかの理由も伝えておきましょう。
たとえば「バリアフリーの家にしたい」という要望でも、さまざまな理由が考えられます。
●子育てしやすい家にしたい:乳幼児がいる、出産を控えている
●年を取っても暮らせる家にしたい:自分たちの老後に備えている
●介護しやすい家にしたい:高齢の親との同居を予定している
たとえば、子育てしやすい家にしたいならバリアフリーだけでなくキッズデザインも意識する必要があります。
子どもの身長でも届くスイッチや、キッチンからでも子どもに気を配れる見守り動線、室内での怪我防止に効果的な出隅のR加工(角を丸める)などが挙げられるでしょう。
自身の老後や親の介護に備えたいなら、車いすでも生活しやすい家作りなどを検討することになります。
そのなかで、優先順位の高いものからリノベーションの工事計画に組み込めば、限られた予算でも理想の家に近づけられます。
打ち合わせの内容はメモに残しておく
打ち合わせの内容は、あとから振り返られるようメモに残しておくことがポイントです。
その場ではわかったつもりでも、不明点が後日出てくることがあるかもしれません。
とくに決定した事項については、忘れずに記録しておきましょう。
なお、リノベーション会社によっては、打ち合わせた内容を資料としてまとめてくれる場合もあります。
リノベーション工事にかかる期間を確認する
リノベーションの内容によっては、工事期間中は仮住まいが必要です。
住みながらの工事が可能な場合でも、一時的に家財道具をレンタル倉庫などへ移さなければならないことも考えられます。
そこで、工事にかかる期間も確認しておくことがポイントです。
なお、仮住まいを探す際は短期契約が可能な賃貸物件を探さなればなりません。
しかし、一般的な賃貸物件は長期を想定しているので注意が必要です。
場合によっては、ウィークリー・マンスリーマンションも視野に入れて探すと良いでしょう。
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まとめ
リノベーションが成功するかどうかは、事前の打ち合わせに大きく左右されます。
また、必要な打ち合わせの回数も工事内容によって変わります。
そのため、しっかりと準備したうえで余裕をもったスケジュールで進めていくと良いでしょう。
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